Fate/stay night -UBW-　第10話『葛木宗一郎は格闘系マスター！』感想

「五人目の契約者」

Steel is my body, and fire is my blood.
血潮は鉄で　心は硝子。

I have created over a thousand blades.
幾たびの戦場を越えて不敗。

Unknown to Death.
ただの一度も敗走はなく、

Nor known to Life.
ただの一度も理解されない。

Have withstood pain to create many weapons.
彼の者は常に独り　剣の丘で勝利に酔う。

Yet, those hands will never hold anything.
故に、生涯に意味はなく。

So as I pray, unlimited blade works.
その体は、きっと剣で出来ていた。

アーチャー「まだキャスターの方が適任だぞ。」
いまだに協力者は衛宮士郎よりキャスターの方が良いと言い始めます。
「それもこれもアンタがつまらない物を見せるからじゃない。」
まさか脱衣所で三本目の干将・莫耶（かんしょう・ばくや）を見せちゃったのでしょうか？
いいえ。今朝の夢（アーチャー過去）の話です。

そしてアーチャーの2本1対の陰陽の夫婦剣「干将・莫耶（かんしょう・ばくや）」が脳裏から離れない衛宮士郎。

「兄貴分だからな。」

三年前から柳洞寺に居候している葛木宗一郎（くずき そういちろう）。

そこに立ち聞きしていた遠坂凛も乱入します。
前回の『脱がされた生徒会長～放課後の乱れたメガネ男子～』を思い出したのか
柳洞 一成（りゅうどう いっせい）が動揺します。
きっとフリーのカメラマンも『イヤな事件だったね』と言うであろう凄惨なものでした。

なんと2週間前に現れた許嫁と祝言をあげる葛木宗一郎。

バカな！許嫁と言えば『らん◯1/2』では付かず離れずの関係を保ってたはずなのに！
試しに先生にガンドを撃って一般人なら2日寝こむ程度。結婚前のリア充ざまぁｗｗ程度。
もしマスターだったら・・・

どんなに寒くても絶対領域の露出は忘れない遠坂凛と待ち合わせ。
防音の結界も張ります。
はたから見ればクリスマス前のリア充社会科教師に逆恨み事件です。
「実際に獲物は釣れた。」
やはり葛木 宗一郎はマスター！！

「他人が何人死のうが私には関わりのないことだ。」

自称朽ち果てた殺人鬼の葛木 宗一郎。

もはや説得も不可能とみたセイバーが飛び込みます！
「対魔力！？」
一気にマスターにトドメを刺すつもりでしたが

葛木宗一郎が強化した拳でフルボッコ！

強すぎ！

「遠坂ぁああああ！！」
接近戦最強のマスターに遠坂凛が気絶！
このままでは・・・

「トレースオン！」

強化でなく投影の魔術で衛宮士郎の干将・莫耶が敵を退けます！

「ここにいたのかぁ。」
金髪美少年サーヴァントを味方につけた間桐 慎二（まとう しんじ）。
フェイトゼロを見た人には愉悦おじさんの相棒だと理解できます。
さて戦力外だと思われた衛宮士郎が第十話にして初めて主人公らしい活躍を見せます。
危うくヒロイン落としのギャルゲー主人公だと思うところでした。

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