『Kanon』前田真宏監督<日本アニメ(ーター)見本市>感想
久しぶりのアニメ見本市です!
監督は漫画版の岩窟王の作画を務めた前田真宏さん。
ほかにもヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q (2012年、監督・絵コンテ・イメージボード・脚本協力・デザインワークス・原画)などされてます。
原案
Karel Čapek
『Adam stvořitel』より
脚本・絵コンテ
前田 真宏
舞台演出
吉崎 響
キャラクターデザイン
前田 真宏
井関 修一
http://animatorexpo.com/kanon/
「世界は破壊されなければならない!」
山寺宏一さんの渋いボイスの黒ずくめの男。
コナンの世界からやってきたのでしょうか?
「私は私自身を否定するのを忘れていたー!」
世界を滅ぼしたあと神のまね事のように一人の女性を作ります。
「わたしはセッ◯ス人形じゃない~。」
まずい!ピー音もないフリーダムな女性が生まれます。
しかも林原めぐみさんボイス!!
「わたしのことすきじゃないんだ。」
つぎに児ポ法が心配になる全裸少女を作ります。
名前がリリスで、主人公はアダムみたいです。
「やだ醜い!」
つぎに自分にそっくりな白い男を作ります。
妻になるべきエロエロお姉さんを要求してきます!
しかし全裸の美女ローラは百合です!
「二人でアブナイことしない?」
美女はビッチでわがまま放題!
白い男とともに世界を取りあいます!!
活版印刷のように白い男が複製を大量生産!!
旧世界VS新世界!!
そして創造主たるアダムが捕縛されます!!
「作ってません。」
最後は自分が成し遂げたことを全否定!
聖書のお話かと思って面白みに欠けるかと思われましたが
後半は意外性がありましたね。
山寺宏一さんのマシンガントークも良かったです。
つまるところ世界に振り回されてリセットしたアダムが
自分がつくった新世界に振り回されるという
自業自得な話となってました。
・・・・絶対的な神は、国民の期待に応えるべき奴隷だった、ということでしょうか。
そのクリエイター(アニメーター)という意味も兼ねてたのかもしれません。
後半で盛り返した感じです!