山下いくと監督『偶像戦域』感想
じつは山下いくと先生はアニメーターでなく日本の漫画家、デザイナーです。
作品はダークウィスパー (1990~)風の住処 (2008~)。
またふしぎの海のナディアのニュー・ノーチラス号のデザインや戦闘妖精雪風の戦闘機等のデザインなどもされてます。
メカニックデザインの仕事が多そうです。
では作品を見ていきましょう。
「天に船団きたる」
すごい作画です。今までアニメーター見本市には作画に力を入れてきたものが数点ありましたがトップレベルです。
背景も緻密です。
しかし声優はお馴染みの山寺宏一さんと林原めぐみさんではなく無声映画のように字幕だけになってます。
少年におっぱいを触らせる美女。
ラフ設定資料にも『とにかくおっぱいは大きいです』と注釈を入れるこだわり。
物語の入り方を分かってらっしゃる。(*´ω`*)
どうやら首なしの機体を修理してるみたいです。
ちょっと字幕が消えるのが早いですね。
コクピットからの臨場感あふれるカメラワーク。
ロボットもエウレカやエヴァンゲリオンのようにスタイリッシュです!
磨製石器が物語のキーみたいです。
そして少年は湖の娘と出会うーーーー
もしアニメ化決定したら絶対見そうです!
さて劇場版アニメみたいな作品がやって来ましたね!
本当に日本アニメーター見本市を見てきて良かったです!
この出来栄えは見本市の関係者も話題騒然になったのではないでしょうか!
もし投票制なら間違いなくトップ3位以内に入れる作品だと思います。
このクオリティでぬるぬる動くなんて、しかもロボットが3DCGじゃないし!
設定資料集を見ただけで胸がときめきます!
しかも偶像戦域のデザインはロボットの形を表しているこだわりっぷり。
↓から視聴できます。
アニメーター見本市『偶像戦域』