天久鷹央の推理カルテ Karte7『鈴原桃花は代理ミュンヒハウゼン症候群!』感想
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「オーダーメイドの毒薬」
「統括診断部の廃止に賛成するものは挙手をーーーーー!!!!」
なんと天久 鷹央(あめく たかお)が『誤診』で訴訟されます!!
第一話のビタミンA過剰症だと診断した子どもです!!
きちんとサプリをやめたけど目眩、ふらつき、吐き気が止まりません。
「お母さんは現役の看護師らしくて。」
医療過誤で訴えられましたが、お母さん・鈴原桃花は渋々診断を認めます。
しかし一切異常なし。
ゴミ箱には病院にも認められたリンゴジュース。
「毒物による中毒症状の可能性がある。」
怪しいジュースパック各種をもらって検査へ。
しかし過保護なママはジュースを買ってきます!
いたちごっこ!!
「ジュースに異常は何もない。」
潔く鈴原桃花に謝罪して訴訟を取り下げてもらうしか・・・
「ジュースに時々苦いのがあるからって・・・。」
この言葉が天久 鷹央(あめく たかお)に閃きを与えます。
そして解決編へーーーー。
なんと抗てんかん薬のカルバマゼピンが摂取してもグレープフルーツのフラボノイドが
CYP3A4の働きを阻害します。
するとカルバマゼピンを代謝できず血中濃度が異常値になったようです。
しかしパイナップルがグレープフルーツになった理由はーーー。
注射器で混入された理由はーーーー。
なんと母・鈴原桃花は代理ミュンヒハウゼン症候群!!
その証拠はグレープフルーツをとった注射器!!
そして統括診断部は現状維持になります!
さて子どもである鈴原宗一郎は父親に引き取られることになりました。
そういえば海外でも娘に車椅子の女の子を演じさせた代理ミュンヒハウゼン症候群の事件がありました。
他者の命に関わる精神疾患なので背筋が凍るものがありますね。