ミルキー☆ハイウェイ『マキナのスピード違反！』感想

「あと５時間くらい？」
軽くドライブのはずが旅行クラスの旅路です！！

明らかにロボットの身なりであるマキナ！！

しかしポンコツかもしれません！！

このアニメは全12話になっており、このミルキー☆ハイウェイは前日譚になってます。

特筆すべきは監督、脚本、キャラクターデザイン、アニメ制作、全てが亀山陽平さんの自主製作アニメであり
2026年2月6日よりテレビ版を再編集した劇場版『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』の公開が予定になってます。

個人制作で映画化です！！

しかもこの３DアニメはMayaではなく僕がいま勉強中のBlenderでの制作になってます！

Workbench（Blenderの簡易レンダラー）でレンダリングしたBlenderファイルの表情アニメーションをAfter Effectsで加工し、テクスチャとして再度取り込むという手法みたいです。

ちなみにしぐれういさんのひっひっふーもBlenderアニメとなってます。
↓僕が作ったレストランの３Ｄです。（Blender）

「曲とかかけていい？」

人の話を聞かないギャルなチハルは音楽をかけます！

どうやら南ちゃんという歌手の曲が流行ってるようです。
空飛ぶクルマの未来SFなのにずいぶんと昭和な感じの曲です！！！
スーファミやりたいと言ってるので空前のレトロブームなのかもしれません！！

「速すぎた！！」

ノリを合わせすぎてスピード違反です！！

なんと過激なポリスが先端が丸いビーム拳銃で撃ってきます！！
４発！音楽に合わせて！
日本の曲は４拍子が大半を占めるらしいのでMVなどでは有効な手法らしいです。
僕も自分で動画を作ったときに意識しました。
メイドインワリオみたいなリズムゲームみたいな感じですね。

「チハルとはぜったいドライブ行かない。」

警察ロボットを撃ち落としますが量産型の物量の前では無力！！

こうして第一話につながっていくエピソードゼロが終わります。

さて三分ほどのアニメですが髪の毛もサラサラに分けられてて、すごい技術ですね。
とくに小さくまとめられた前髪のサラサラ感。ここまで表現できるのはBlenderで色んな人を見てきましたが数少ないと思います。
ロボットのマキナの顔が反射しているのでノードで映り込み設定だと思われますね。
Blenderは無料ソフトなので夢がありますね。同じく３Ｄソフトのmayaは凄まじく高額です。月額36,300円！！年間じゃないです！！
正直、これがディズニーの新作アニメと言われても分からないくらい、よくできたアニメだと思います。

Blenderといえばイラストレーター界隈でも人気のソフトです。
たとえば複雑な建物だったり廃墟だったり自販機だったり、そういうのをBlenderでやったりしてるらしいです。
まぁ最近ではクリップスタジオの素材が豊富になってきましたけどね。（しかし有料も多い）

はたしてマイペースギャルとサイボーグ娘の運命はいかに・・・
2025年12月11日現在YOUTUBEで作者さんが無料公開中です！！