推しの子 第1話『アクア&ルビー誕生!』感想
「Mother and Children」
「この世のたいていはフィクションである。」
そんな嘘が武器の世界のステージで歌う、星野アイ。
どうやらB小町というグループで活動しているアイドルです。
大ファンの雨宮吾郎(あめみや ごろう)は医者なのに患者の部屋で応援します!
宮崎県中山間地域の産婦人科医です。
なんと異例の1時間30分のスペシャル放送です!!
「先生はイジワルだね。」
それが天童寺さりなの最後の言葉でした。
死因は退形成性星細胞腫。
そんな彼女がおすすめしたアイドルが星野アイでした。
なんと双子を妊娠した推しのアイドル・星野アイ!!
「夜風が身体にさわりますよ。」
屋上で星野アイとふたりっきりになります。
施設育ちでありアイドルであり、これからは母親であり。
「嘘は愛なんだよ!」
なんと非公表にして出産後もアイドル活動するそうです!
その瞳には力強い輝く星、たくましい!!
「僕が産ませる、安全に、元気な子供をーーーー!!!」
「偽名を使おうか。」
雨宮吾郎いわく『帝王切開』になるかもしれない、とのこと。
まだ若いうえに双子の出産なので計画的にしなければなりません。
「あんた星野アイの担当医?」
謎の男によって雨宮吾郎が崖から突き落とされます!!
そして・・・
雨宮吾郎が転生して星野アイの子供になります!!
『【推しの子】』(おしのこ)は、赤坂アカ(原作)、横槍メンゴ(作画)による日本の漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2020年21号より連載中。1週遅れでウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』(集英社)でも毎週木曜更新で連載されている。原作担当の赤坂にとって4作目、作画担当の横槍にとって6作目となる連載作品であり、赤坂は『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』連載中に本作を始めており、異例の2作品同時週刊連載となった。
(WIKIより)
そう、本作品はアニメ化した『クズの本懐』の作者である横槍メンゴ先生が作画を担当してます!!
星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)& 星野 瑠美衣(ほしの るびい)!!!
すでに二児の母になった星野 アイですが子供は隠し通さないといけません!!
「ベビーシッターなんて経験ないのに・・・」
アイが所属する苺プロダクションの社長夫人・斉藤ミヤコが子守をします。
すでにノックダウンです。
「ママかわいすぎぃー!!」
星野 瑠美衣(ほしの るびい)が熱弁します!!
乳児なのに頭が良すぎるので怪しんでいたら・・・
妹も転生者です!!
「ガキなんてこさえやがって・・・騙したなぁああ!!」
ストーカーにして殺人鬼のラスボス風の男が叫びます!!
見える・・・最終回はこの男と決闘かもしれません!!!
「おなか減った?おっぱい飲む?」
なんと赤ちゃんの特権を使って星野アイの授乳シーン!?
さぁて見た目は子供ですが中身は大人ですから、想像を絶するテクがいまここにーー!!
しかし倫理観が邪魔をして遠慮します。。゚(゚´Д`゚)゚。
「美少年と仕事ができると思ったのに!!」
美少年と仕事ができなかった腹いせに斉藤ミヤコが週刊誌にタレコミを考えます!
まずは母子手帳の写真を撮って証拠を確保します!
星野アイのアイドル生命もここまでーー?
「神の使いじゃ!」
星野愛久愛海(ほしの あくあまりん)が雄弁に語ります!
ドッキリと思う斉藤 ミヤコですが天罰を恐れて、ご褒美のイケメンとの再婚に釣られて従属の道を選びます。
このベイビー、悪魔の化身かもしれません。
「イケメンとの再婚~♪」
もはや苺プロダクションの社長の斉藤 壱護(さいとう いちご)との離婚フラグが立ちます。
「今月の給料20万。中抜きエグすぎない?」
オリコンチャートに入ってるB小町ですが給料はグループにも分けられます。
映画やCMがないと・・・
「このクソ運営!もっと営業かけろ!」
しかし現実を見据えた斉藤ミヤコいわく『優等生なだけではダメ。』とのこと。
「ミニライブ!!」
斉藤ミヤコといっしょにB小町三人のミニライブを見に行きます!
大いに盛り上がります。
しかしエゴサーチで見つけた『人間臭さがない』という指摘が星野アイの胸に刺さります。
「ばぶばぶ!!」
アクア&ルビーがヲタ芸をしてバズります!!!!
「初ドラマ楽しみだね!」
あれから一年後。
あくまでマネージャーの斉藤ミヤコの双子という設定です。
映画監督の五反田 泰志(ごたんだ たいし)がしゃべりが達者な主人公を見て名刺を渡します!
子役としてスカウト!?
役者には3つあるそうです。
客を連れてくる看板役者、作品の質を底上げする実力派、演技力がなくてもフレッシュさが求められる新人役者。
だれか一人でも生き残れば大成功だそうです。
「演技は並だが、目を引く。」
ミュージックビデオ感覚でカメラに魅力アピールします。
しかし・・・
「カットされすぎぃ!!」
監督の五反田泰志いわく主役を食うような脇役はいりません。
良すぎても悪い。
つまり結婚式でいうところの花嫁より華やかにはなってはいけない・・・。
「ここは低予算の監督ですよーっと。」
今回はアクアを苺プロダクション所属にさせて子役として起用、
その代わり星野アイにも仕事をふるバーターです。
「ママの胸でおギャリりたいよー!」
そんな号泣するルビーに『10秒で泣ける天才子役』の有馬かなが激怒します!
「演じなくてもお前は十分、気味が悪い。」
演出の意図を汲み取ってミステリアスな自然体を出します。
つまりアクアは演技しない。
だからこそ適役として抜擢されたわけです。
「やだ!もっかい!!」
永遠に残る映像のなかで何も出せなかった有馬かな。
「すごい演技よりピッタリな演技ができる役者になれ。」
戦いは始まったばかりのアクアvs有馬かな。
アクアは新人役者ながらも輝かしい結果を残せたようです。
「わたし大人の女性なんだけど!」
前世が気になってルビーに尋ねます。
過去にイヤな思い出でもあるのか多くを語りません。
常識人のアクアは察して、京極夏彦の文庫本に目を移します。
もはや園児じゃありませんw
ダンスの練習をするルビー!
しかし病院生活の前世を思い出して・・・
なんとルビーの前世は冒頭にあった退形成性星細胞腫で亡くなった天童寺さりな!!!
「もっと動け!わたしの身体!!」
ルビーの隠された才能が開花します!!
「一度会ってみない?」
なんと星野アイの父親の登場!?
ただ出産時にも現れなかったので冷酷な父親像が浮かびます。
(´;ω;`)
「ドームは意味合いが違うのよ。」
もうすぐB小町のドームのコンサート!
費用だけでなく、ふさわしいか審査もあるので一握りのスターだけが立てる大舞台です。
「興味ないでーす。」
過去の星野アイが言うには『母は窃盗、施設育ち。』。
ステージで輝く無垢で純粋でアイドルとは違います。
「愛してると言ってるうちに嘘が本当になるかもしれん。」
しかしスカウトする社長・斉藤 壱護は諦めません。
「ドーム公演おめでとう。双子の子供は元気?」
突然の黒ずくめの訪問者によって幸せな日々が終わりを告げます。
なんと星野アイが刺殺!?
あの雨宮吾郎を転落死させたストーカーが忍び寄ります!
「ファンのこと蔑ろにして!」
「いつか嘘が本当になることを願って。」
「いまだって君のこと愛したいって願ってる、リョースケ君だよね。よく握手会来てた・・・」
「油断したね・・・」
医者の雨宮吾郎でも、いまのアクアでも、腹部大動脈の出血は止められません。
たしか動脈出血は生存率1割くらいでしたね。
「ルビー、アクア、あいしてる。この言葉はぜったい嘘じゃないーーーーーー」
リョースケは自殺を図って死亡、怒りの矛先を向けられないまま幕を閉じます。
愛するアイドルの死であり、愛する母の死でもあります。
しかしセンセーショナルな報道のはてに消費者はすぐに新しい何かを求めます。
残酷なまでの柔軟性は、さらに双子を傷つけます。
「うちの子になりませんか?」
斉藤ミヤコの養子となります。
仕事場でも親子という嘘でしたが、本当になりそうです。
「なぜ引っ越したばかりの新居に来た・・・?」
真犯人とされるのはアクアたちの父親!?
だとすればストーカーに情報提供した男が、父親を探さないと・・・
「初日から遅刻は勘弁してくれよ。」
高校生になったアクアの復讐劇が始まります。
前世では医者だったのに今では復讐の鬼となります。
さて最初はロリコン医者のまったり推しアイドル追っかけ生活かと思いきや
過酷な芸能界の事情、ギスギスした人間関係、そして裏で糸を引く真犯人。
もはや『推しの子』ってかぐや様みたいなギャグコメディかなー楽しみだなー♪
と鼻歌交じりの視聴者たちも『oh・・・』と絶句する第一話でしたね。
引き込まれました。
さすが先上映会で覇権アニメとTwitterで言わしめた作品です。
とんでもない作品が来たなという印象ですね。
まず芸能界のリアリティがすごいです。
主役に華を、という脇役は目立ってはいけない、現実ならではの理不尽さ。
生きてる人間が描かれていました。
すごい情報量と熱量でしたね。
はたしてアクア&ルビーの未来はいかに。
目が離せない春アニメになりそうです。
Comment
いろいろかわいいのがありました!! これからも見ます!
最高‼︎だった!