ジョーカーゲーム 第1話『佐久間(さくま)のハラキリ!』感想
公開日:
:
アニメ感想(第一話のみ) アニメ
「ジョーカー・ゲーム(前編)」
「ほう・・・スパイは卑怯か。」
昭和12年秋、陸軍中枢部の多数の反対意見を押しのけて、
結城中佐の提案でスパイ養成学校「D機関」が設立。
なぜか優秀な地方人で構成されピッキングからスリ、はては暗殺教室のビッチ先生のような
ハニートラップまで学んだようです。美少女による実践シーン早く!( ゚д゚ )クワッ!!
そして誕生したのが8人の化物たち。
数字としては7人がキリが良いのですけどね!
作者・柳広司は、デビューから一貫して歴史上の偉人を重要な役割として扱っていたが、本作においてオリジナルのキャラクターを主役として扱い作風の変化を見せた。
『野性時代』(角川書店)に掲載された「ジョーカー・ゲーム」と「ロビンソン」の二作及び、書き下ろしの「幽霊(ゴースト)」「魔都」「XX(ダブル・クロス)」の三作が収録されている。
2008年度の「このミステリーがすごい!」で第2位に、週刊文春ミステリーベスト10で第3位にランクインした。2009年、第30回吉川英治文学新人賞及び第62回日本推理作家協会賞を受賞した。
続編として、2009年8月に『ダブル・ジョーカー』、2012年3月に『パラダイス・ロスト』、2015年1月に『ラスト・ワルツ』が発売されている。
霜月かよ子作画で漫画化され、『ビッグコミックスピリッツ』及び『月刊!スピリッツ』(小学館)にて『Dの魔王〜ジョーカー・ゲーム〜』というタイトルで、不定期連載された。単行本は全3巻。
(WIKIより)
オープニングテーマ「REASON TRIANGLE」
作詞・作曲 – HIDEO NEKOTA / 編曲・演奏 – QUADRANGLE
まるで攻殻機動隊のような萌えと対極する硬派な印象を受けます!
おたがい偽名で呼び合い、経歴もウソ。
何もかもが虚飾ならば関係を築くことはできない。
そう考える主人公の陸軍中尉・佐久間(さくま)。
「フォーカード。」
インチキをされてるのか連敗です!
やはりカードを覗いてサインを出していたとカミングアウト!
「一応ジョーカーゲームと呼んでますが。」
周囲にいる人間たちを買収、サインの解読などで戦略性のあるゲームにしようとしてるようです。
まるで国際政治の縮図!
あくまで正々堂々にこだわる佐久間(さくま)!
テーブルの上は国際政治。
かつてワシントンの軍縮会議では『日本の妥協点』を知っていた他国は
日本を限界まで譲歩させました。
「未来は真っ黒な孤独だ。」
もし敵に正体がバレたら殺害か自害すると佐久間(さくま)。
しかし初老の結城(ゆうき)はそれは愚かだと。
「とっさに判断を下せる能力だけだ。」
それこそスパイの最大の武器!
スパイ容疑のジョン・ゴードンは精密機械の点検確認業務を仕事にしています。
別件逮捕のだれかが彼の名をゲロったようです。
第日本帝国陸軍の暗号書を盗みとった容疑です。
しかしスパイ容疑をかけられた時点で無力化されたも同然。
警戒されたことで重要情報の外に置けます。
ゴードン宅の捜索をする通訳役の三好(みよし)。
なにかを話したようですが、おそらくもし証拠がなければ彼がこの場でハラキリします。
と約束したっぽいです!
通訳の三好(みよし)が!!
「あとはハラキリショーだけ!」
なんてこった(´;ω;`)
「触らないで!」
なんとジョン・ゴードンは二度目の家宅捜索!
つまり徹底的に調べたあとです!
証拠がでなくて当たり前!このままでは・・・
「結局ジョーカーを引かされたのは、この俺だったということかっ!」
面白いですね!
正直最初の15分はポーカーの戦略を国際政治の駆け引きに見立てたものだったので
アニメの最大の武器である動きのある絵を映してほしかったところ!
しかし家宅捜索話でサスペンスの要である緊張感、
はたして本当に仲間と呼べるのか分からないD機関による危機感、
みごとな表現でした!
これは今期アニメナンバーワンもあり得るかもしれません!
予想ではジョン・ゴードン本人が暗号書を所持してるのではないでしょうか。
タバコのキセルなどの中に隠して。(´ε`;)ウーン…