暦物語 第2話 『屋上の献花の怪異譚。』感想
「こよみフラワー」
「彼女は苦しみ続けていた。」
それは戦場ヶ原ひたぎがカニの怪異を祓った学習塾の廃墟の帰り道。
恩人である忍野メメに大きな借金もできたのでお礼に身体で・・・
でなく怪異譚収集の手伝いをしようと考えます。
「おや?・・・気安く触らないで。」
この頃の戦場ヶ原ひたぎはツンツンだったので、今のように
電話口で全裸で待ってるわ展開はなかったのです。
交通事故でも有ったのか献花があります。
そして私立直江津高校の屋上にも献花があります。
しかし問題はーーーーー誰も生徒が死んでないのに花がある点です。
もしや自殺予防として死後このように手向けられるというデモンストレーションでしょうか?
アロハシャツの忍野メメいわく交通事故はたしかにあったそうです。
まず屋上が解放されてる学校は進撃の巨人もびっくりな鉄柵があったりします。
献花はパワースポットの逆の効果らしいです。
「学校側の屋上管理の一環だったようだな。」
実際死者はいませんが、ここで誰かが死んだという、危機感をあおる注意喚起として置いたようです。
たしかに高校生が度胸試しで危険行為をするかもしれません。
阿良々木暦が屋上に忍び込んだのを見られたらしく、管理側が改修工事が始めます。
もう花が置かれることはないでしょう。
さて小話ではありますが、面白いショートアニメの作り方ですね。
よく有る日常系コメディネタを詰め込むのではなく10分ほどで起承転結が
うまくまとまってます。
この頃は忍野メメの近くの忍野忍は大人しい少女という感じで
おしゃべりではなかったようですね。