四月は君の嘘 第3話『有馬公生はピアノ伴奏者!!』感想
「春の中」
「リンゴとナッツのキャラメルワッフルでございます。」
なんと友人A役の次は恋人役!
できれば宮園かをりにホイップクリームを塗って美味しく頂きたいものです。
宮園「幸せなピアノ。ピアノがにっこりしてる。」
「可哀想なピアノだよ。ピアノに水気は現金なのに生花を飾るなんて。」
相変わらず悲観主義な主人公。
「おしえて♥」
かわいい幼女がピアノをおねだり!!
キラキラ光るお空の星よ~♪
きらきら星を弾く有馬 公生(ありま こうせい)!
このままピアノの勘を取り戻すかと思われましたが
指が思うように動きません。
やはりスパルタの母親の幻影が・・・
「ほんとうにごめんね。」
そしてヒューマンメトロノームと呼ばれるほど厳格なピアノを弾いたそうです。
8歳でオーケストラと演奏した神童。
「キミは私たちの憧れだもん。」
しかしもうピアノの音が聞こえないそうです。
吸い込まれるように音は遥か遠くに・・・
「きっとこれは罰なんだ。」
結局、母親と心交わすこともなく亡くなっていきました。
そのときから色を失ったモノクロの世界に囚われた有馬公生。
「私の伴奏者に任命します。」
なんとコンクールで宮園かをりと共演することに!
課題曲はサン=サーンスの『序奏とロンドカプリツィオーソ』!!
「伴奏、伴奏、伴奏!!」
ノイローゼになるまで楽譜で追い詰められた有馬公生。
首謀者は宮園 かをりと澤部 椿(さわべ つばき)です。
あくまで澤部 椿にとって有馬公生はダメダメな弟。
宮園かをりが有馬にかかと落とし!!
来る気のないので活を入れます!
「僕はーーーーー怖いんだ!」
音が聞こえないおかげで、もう弾く必要がない。
だけど。
聞いてくれる人、ピアノを弾ける機会がここにあります。
「わたしをちょっぴり支えて下さい!
挫けそうになる私を支えて下さい!!」
なんと宮園かをりの涙!
ここで決断しなきゃ男じゃない!!
「どうなっても知らないからな!」
そして最強のふたりが音楽コンクールに向かいます!
さて以前より有馬 公生を知っていて憧れの人だった宮園 かをり。
はたしてタイトルの『四月は君の嘘』の嘘とは何か。
実は宮園さんが恋したのはが渡 亮太でなく有馬 公生(もしくはピアノ)だったら・・・
有馬 公生をコンクールに連れて行ったこと、伴奏者に任命したこと
すべての理由が合致するのですがどうなんでしょうか。
きっと『有馬目線』のキミの嘘なので
ヒロインが物語の中枢を担う重大な嘘をついていると思いますね。
もし宮園さん目線なら『君の嘘』とは公生がピアノの音が聞こえないという嘘になりそうです。
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