【推しの子】第2期 第19話『感情演技と有馬かな!』感想
メイクが取れると駄目なのでエアメガネで姫川 大輝(ひめかわ たいき)が台本を読みます。
有馬かなは守りに入る演技、全体の調整役として演じることに。
「コンタクト怖いし・・・。」
実力派である姫川大輝ですが観客から見えない表情は合理的にカットしてます。
土壇場でアドリブを入れることに!!
殺陣のシーンにも感情が乗る姫川 大輝は看板役者です。
変わってアクアは感情がない演技・・・。
動と静のコントラストです!!
「命を捨てて死に合うのは男だけでいい。」
姫川 大輝を起点にしてアドリブに入ります!
アクアが支えとなって、ようやく有馬かながスポットライトを浴びます。
有馬かなの母は芸能界に憧れがあって、陰りの見えた頃からノイローゼ気味になります。
家事も放棄してゴミ山のなかで育ちます。
「好き勝手やったら周りの迷惑に・・・。」
太陽のような天真爛漫さが有馬かなに宿ります!!
それが役柄とマッチして舞台に映えが生まれます!!
「もういい。俺は清姫のために戦っている。」
我が身を犠牲にして鞘姫が刃を受けます。
「うぉおおおおおお!!!」
すべてを、鞘姫を失って爆発した感情を刃に込めます!
その目には星野アイの復讐に燃える感情演技が宿ってます!!
さて情報量の多い回ですね!
わがまま子役の有馬かなに隠された過去。
期待とプレッシャーと壊れ始めた母という重いものでした。
その頃から演技追求型から幅広く使ってもらえるマルチ対応型にシフトしたのでしょう。
10秒で泣ける天才子役というレッテルがあると泣き専門女優としての先入観で仕事の幅が減るかもしれません。
それだけに想像以上の演技より想像通りの注文された演技を作ることにしたのかもしれません。
小学生とは思えない立ち回りです!
(;・∀・)