寄生獣 セイの格率 第18話『泉新一の涙と胸の穴!』感想
「人間以上」
「これまでに38人殺した。」
突然に罪の告白をする田村 玲子。
あくまで食用としてですが人喰いをしなくても
人間用の食事で生きていけると判明します。
田村「人間と我々は合わせて一つ。」
しかも家族であり寄生生物は人間の子供!?
表面的には天敵でしかありませんが広い視野から見れば
人間あってこその寄生生物なのでしょう。
田村「我々はか弱い、だからあまりイジメるな。」
そして貴重な情報、寄生生物の複合体である後藤は
か弱いが無敵。
「市長の広川だが・・・」
そのとき平間刑事が到着!!
平間「池田くん、なぜキミはここにいる!?」
泉 新一の名前をわざと間違えて人間だと判断します。
パラサイトは名前に無頓着だからでしょう。
なんと平間刑事が発砲!
しかし田村玲子は反撃をせず赤ん坊を銃弾から守ります!
「シンイチ、どうすればお前という人間の心を・・・」
田村玲子が笑顔の泉新一の母親に化けます!
「ずっと考えていた。」
何のために生きてきたのか。
疑問、答え、疑問、答え。
そして死を迎えた田村玲子が赤ん坊を託します。
「このまえ人間のマネをして鏡のまえで大声で笑ってみた。
なかなか気分がよかったぞ。」
戦うことなく逃げることなく赤ん坊を守るために。
以前占い師が言った、心に穴を開けた相手に会うこと。
いまがそのときーーーー
ようやく泉新一に涙が流れます。
パラサイトの探知ができる連続殺人犯の浦上(うらがみ)!
ドラマのTRICKみたいに自称超能力者を集めます!
しかも美女の目の前で自◯行為をはじめる浦上(うらがみ)!
変態です!
「女装でもしてくれたら良いオカズになるかもな。」
浦上(うらがみ)が男の娘の泉新一をご所望です!
しかもガン見して右手のミギーがバレそうな予感!
逃げてー!
さて名シーンの田村玲子の最期。
泉新一を理解して死ぬ前の姿は田村 玲子に戻ったあたり
人間らしさを感じました。
二度、母親を死なせないための配慮だったのでしょう。
鏡の前で大声で笑う、人間だけが持つ感情表現の獲得。
そのせいで寄生生物として致命的な欠陥ではありましたが
名前なんてどうでもいいパラサイト(田村)が泉新一を『シンイチ』と呼び
そばに寄り添うあたり母親の象徴としての役割だったのでしょう。
はじめ田村玲子は冷酷にも自分の母親を惨殺しましたが母親を理解して母親として死ぬ道を
選んだことに感慨深いものがあります。
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