寄生獣 セイの格率 第24話(最終回)『浪人生の泉新一VS殺人鬼の浦上!』感想
「寄生獣」
攻防戦の見せしめ効果と人間社会にうまく溶けこむ寄生生物も増えて
パラサイトの存在は希薄になりつつあります。
戻ってきた右腕ミギーと夢の中で出会います。
「お別れに来たんだ。」
内部構造の変化によって眠りにつくと言うミギー。
「お互いを理解しあえるのは、ほとんど点なんだよ。」
ミギーいわく現実の世界は脳で感じる世界とはまた違うようです。
そしてミギーのことを忘れて欲しいと。
「忘れるわけないだろ!バカヤロー!!!!」
しかし泉新一は浪人生です。
きっと村野 里美(むらの さとみ)の女体に溺れたせいでしょうか。
保健体育だけが全国トップかもしれません。
今までの戦いは地球のための戦いでなく個人の戦い。
しかし天敵同士である以上、理解しあえることはありません。
他の生き物を守るのは寂しいから。
環境を守るのは人間が滅びたくないから。
つまり自己満足のために。
しかしそれが全てです。
「アイツだ!」
連続殺人鬼の浦上(うらがみ)!!
泉新一「その子を助けてくれるなら俺なんだってするから。」
ん?今なんだってするって・・・
その目的は人間とは違う答えを聞きたいそうです。
浦上「俺こそが人間だ。」
人間こそが共食い人種だと言いはります!
そして人間と寄生生物の中間の立場から・・・
「泉くん、警察呼んできて。」
強気の村野里美がどんな命こそ大切に思うことが人間だと叫びます!
「シンイチくん私はいつだって君のいる場所に行こうとしてたんだよ。
でも君は足が早いからどんどん知らない世界に行っちゃって・・・」
左でナイフを跳ね上げそのまま顎を砕く!!
しかし・・・村野里美が墜落死!?
泉新一「あああああああああああああああああ!!!」
道で出会った生き物がふと見ると死んでいた。
そんなときなぜ悲しくなるのだろう。
「そりゃ人間がそれだけ暇な動物だからさ。
だがなそれこそ人間の最大のとりえなんだ。
心に暇のある生物、なんと素晴らしい。
だからな・・・・いつまでもメソメソしてるんじゃない。
疲れるから自分で持ちな。」
ミギーのおかげでデッドエンドを回避!!
かつてゴミ箱に捨てた死骸の犬を埋め直したこと。
「それはキミがシンイチくんだから。」
こうして村野里美と寄り添い生きていくことになるでしょう。
さて原作に9割忠実にやってくれましたね!
結局アニメオリジナルキャラの鈴木アキホ存在は謎でした。
間違いなく泉新一にべた惚れフラグだったので
失恋ショックで寄生生物側の女王となるのかなと深読みしましたが
モブキャラに過ぎなかったですね。
あと賛否両論あったミギーの声優・平野綾さん!
初めは萌えボイスぽいかと思われましたが理想的な中性ボイスになってきて
すごく良かったと思います。
序盤はウザかった過剰な口の効果音moving effect – Rinkaさんも適量に設定されてましたし。
俺が思うマンガの最高峰の『寄生獣』のアニメ化ということでしたが
ほっそりとしたキャラデザだけイマイチでしたね。
あとはすごく良かったです。
アニメスタッフの皆様、読者さんもおつかれまさまでした!
もうすぐ同じ作者の歴史マンガ『ヒストリエ』9巻も発売です!
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