ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第3話『ルクリアの手紙』感想

「あなたが、良き自動手記人形になりますように」

「ライデンって大きな街ね！」

ここはドールの自動書記人形の育成学校です！

うまく卒業したらブローチがもらえます！
きっと『ヴァイオレットさん！ここに埃が！！』みたいな新妻と継母みたいな生活が始まるかもしれません！！
いまは耐え忍ぶとき！！

「速度の指定がありません。」
タイプ速度の練習です！

なんと語彙と文法の成績をみると満点のヴァイオレット・エヴァーガーデン！！

優等生です！！

「男のクセにいつまでも！」
ベネディクト・ブルーとカトレア・ボードレールは仲が悪いです！
最終回あたりには仲直りしてほしいです。

「手紙というより報告書みたい。」

クラウディア・ホッジンズに手紙を書く練習です。

同級生のルクリアは両親に手紙を代筆します。
しかしヴァイオレットは報告書みたいな文章を書き上げます。
文章が固くて思いが足りません。
客観的です。

「ステキでしょう。」
ルクリアと絶景を見ます。
きっと育成学校でのいい思い出になるでしょう。

「また飲んでねえ。」

ルクリアの兄は松葉杖をついた飲んだくれ。

何か事情がありそうです。
足のケガで夢を諦めたとか？

「以上９名が今回の卒業生にします。」
ヴァイオレットは卒業できません。
残念です。

「少佐・・・」

愛するギルベルト・ブーゲンビリアに手紙！

しかし『愛してる』の意味もわからない今では・・・何も言葉はありません。

「西部戦線が突破されたのですね。」
ルクリアの両親は死亡。
しかしルクリアの兄は街を守れなかったことを後悔しています。
「ほんとうは生きててくれるだけで嬉しいの。ありがとうって伝えたいだけなのに。」
それがルクリアの本当の想いです。

「これは・・・」
ルクリアの兄に手紙を渡します。
「お兄ちゃん、生きていてくれて嬉しいの、ありがとう。」
簡単な言葉でまとめていますが兄の心に響いたようです。
なにもかも拒絶して殴ることしかできない兄の目から涙が・・・

「学校は終わったはずでは？」

ヴァイオレット・エヴァーガーデンの卒業試験は合格です。

良きドールの第一歩です。

さて良い話に仕上がってました！
無感情で破壊することしかできないヴァイオレットが人の感情を理解して創ることを覚えつつあります。
愛するを理解するための第一歩ですね。
きっと喜び、慈しみ、痛みなど感情の総称こそ愛するの意味なのかもしれません。
一つ一つの物語こそが『愛する』にたどり着くためのステップなのかもしれません。

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