ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第13話最終回『愛してる意味。』感想
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右腕を失ったヴァイオレット・エヴァーガーデンの最大の危機!
ついにテロリスト達が爆弾を鉄橋に仕掛けたようです!
たしかに物流の要である橋や主要道路は攻撃対象になりやすいです!
殺戮機械から人の心を知り手紙を代筆する、このアニメも最終回を迎えます!!
生死不明のギルベルト・ブーゲンビリアに奇跡は起こるのでしょうか!?
「ヴァイオレット!!」
なんとヴァイオレット・エヴァーガーデンが爆弾を引きちぎった負荷で両腕を切断!
鉄橋は無事です!
おかげで両国の和解のための宣言が出せます。
「俺達のところに産まれてきてくれて、ありがとうって。」
両腕を修理したヴァイオレットが代筆の仕事をします。
しかし戦争で傷ついた家族は数多くいます。
その手紙を届けるために・・・
「命令がわたしの全てです!」
かつてのヴァイオレットは命令で動く人形でした。言いなりになる美少女です。
ふつうの上官なら深夜の作戦司令室に呼びつけて『快楽によって堕とされた作戦目標~ベットの上の火力部隊~』
となるところです。(意味不明)
「自由に生きなさい。」
紳士なギルベルト・ブーゲンビリアは違います。
「わからないのです。」
ギルベルト・ブーゲンビリアに対する手紙を書けません。
朝までが締め切りです。自分の手紙です。
「母だ。」
なんとディートフリート・ブーゲンビリアが母を紹介します!
最後まで共にしたギルベルト。そこで力尽きたインテンスの戦い。
母「あの子は生きている。心の中で。だって今も愛しているんだもの。」
存在を受け入れて愛する限り、そのなかに存在し続けます。
「ヴァイオレット、アイツの分もお前は生きろ。生きて生きて、そして死ね。
それがオレからの最後の命令だ。」
「もう命令はいりません。」
エリカ・ブラウンに好きな人が!!?
どうやら配達員の青年であるベネディクト・ブルーのことが好きみたいです!
恋バナとは無縁だと思ってたのにー!!
「パパから娘に。」
クラウディア・ホッジンズは未来の娘に手紙を贈ります。
まさかカトレア・ボードレールのお腹に赤ちゃんがいるのでしょうか!?
「親愛なるギルベルト少佐ーーーーーーー。」
いくつもの季節が過ぎて世界から切り取られたかのように少佐の姿はもうありません。
代筆を通してヴァイオレットは成長して、生きることを決意します。
「わたしは今、愛しているを、少しはわかるのです。」
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの涙とともに
ギルベルト少佐と同じ瞳の色の宝石が美しい世界を映し出します。
紫のヴァイオレットの花が感涙の雫に触れる良い演出です。
「自動手記代行サービス、ヴァイオレット・エヴァーガーデンです。」
さて最終回でした!
新作が決定してるので京アニのお決まりコース、高確率で劇場版アニメ化パターンだと思われます。
ぜひ観に行きましょう!
しかしギルベルト少佐の行方は分からないままでしたね。
あくまで生死不明ということで奇跡の生還フラグだと思ってたのですが。
記憶を失って山奥の診療所でひっそりと生きてると思ったのですが。
残念です。
まず運命の分岐点である第一話のクラウディア・ホッジンズが付いた嘘。
『ギルベルトは生きている』ということで、もし真実を知れば
やはり従属するヴァイオレットは心が耐えきれなかったでしょう。
第二話から展開された人の心の在り方、その複雑さのなかにあるシンプルな核心。
『愛する』と『愛される』を理解したからこそ生きることを決断できたのだと思います。
京アニにしては萌え要素少なめで、人の心と世界を巡る美しい旅のアニメでしたね。
名作です。
スタッフの皆様お疲れ様でした!読者のかたもお付き合いありがとうございました!
第二期があればお会いしましょう!!
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