少女たちは荒野を目指す　第12話 最終回『六波羅（ろくはら）の勝利！』感想

「少女たちは荒野を目指す」

ついに店頭に並ぶ朝森さん家の24時！

それは血と汗の結晶であり六波羅（ろくはら）の処女作でもあります！
はたして少女たちは旅の果てで、何もないと思われた荒野で何を見るのでしょうか！
ついに田中ロミオの最新作も最終回です！

先生「青春時代の先には何があるのか考えたことあるかな？」
ギャルゲー作りからエロゲー作りにシフトですね！
しかし今回の売れ行き次第です！

「貫くのは下半身だけで結構！」
BL好きの先生と熱いバトルをする安東 テルハ！
俺たちはそっと遠くから見守ります。

「うふふふ！」
ご機嫌な黒田 砂雪がかわいい！！

その理由は初回生産分の３０００本の『朝森さん家の24時』がはけたので
追加決定です！

「初回の二倍。」
合わせて９０００本！

タイフーンは４０００本が完売、しかし追加は２０００本なので・・・

六波羅（ろくはら）の勝利です！

さぁてタイフーンの大磯鯛子には何をしてもらいましょうかねぇ。（ゲス顔）
次回作のエロゲの生きたHシーン資料になってもらいましょうかねぇ。

黒田砂雪の兄がケーキの差し入れ。
借金のほうは大丈夫なのでしょうか？

「上ハラミ！特選！」

なんと六波羅（ろくはら）で焼肉パーティー！

「ありのままのキミでいて～。」
小早川夕夏がアナと雪の女王みたいな歌を歌います！

「バイトだよ。」
なんと次回作の資金作りで焼肉屋のバイトする黒田岩男！
そのロックマンを尻目に贅沢三昧ですが
ちゃんと兄にも売上を渡したようです。えらい！
草食系男子のアトムに野菜の差し入れをされますが心の傷をえぐったようです。
「草食系が好きだって言ったのにー！」

タイフーンの作品は息が長く、売れ続ける内容みたいです。
それに引き換え『朝森さん家の24時』は初速は良いが先細りが予想されます。
黒田「六波羅（ろくはら）を解散しようと思う。」
なんだってー！！今度は自分たちが満足できる好きなものを。
しかも締め切りはなしでフリーダム。楽園です。

「もう一度わたしとゲームを作らない？」
「ただ好きなだけでやっても生き残れない。
野望を胸に燃やす者のみがこの過酷な荒野で夢に挑むことができる！」
北条 文太郎（ほうじょう ぶんたろう）が生ぬるい世界よりスパルタを要求！
ドM歓喜！

「ざけんなー！！」

タイフーンの大磯鯛子が土下座を嫌がってます！

条件として汁まみれ絶望系のエロ漫画の刑に・・・ではなく！
貸し１として黒田砂雪は提案します。

PCゲームのセールスランキングでは『うぇあLOVEる～俺の着心地は最高にイイ。』が１位！

あくまで二位の朝森さん家の24時。
なんと二万本売れたのはブルータス先生(細川氏)のシナリオ！
あのハイテンションの脚本家です！

「僕はいまそれを探してる途中です。」
進路希望はゲーム会社ともエロゲ作りとも書かず
北条 文太郎の自分探しは続きます。

さて面白かったですね。
PCの前で号泣するような田中ロミオ作品のCROSS†CHANNELほどではなかったのですが
ゲーム作りの理想と現実がうまく描かれていたと思います。
とくに群像劇ならではのテンポの良い１話完結型がよかったですね。
昨今、掃いて捨てるようにある能力者バトルのように派手なシーンはないものの
人間関係や心理描写でいい感じの見せ場を作ってました。
スタッフの皆様おつかれさまでした！読者のみなさまもお付き合いありがとうございました！
これからの田中ロミオ作品にも注目です。

ところでかなり昔発表されてサイトを作って放置された田中ロミオさんの『太陽の子』は・・・・
(；´∀｀)
黒田「缶詰ね。」

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