Fate/Apocrypha 第18話『アタランテの暴走!』感想
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ジャック・ザ・リッパーの最期と思いきや幻覚のような技が起動!
そしてアタランテの回想シーンが始まります。
「すべての子供達が愛される世界を作りたい。」
無表情な狩人かと思いきやアタランテは人情に厚そうです。
「いや!助けて!!!」
化粧厚めの少女を助けたら馬車に轢かれます!
きっとジャック・ザ・リッパーの固有結界の幻覚です!
「あの子たちは消費されている!」
死んだはずの六導 玲霞(りくどう れいか)まで翻弄してきます!
しかしジャンヌ・ダルクには耐性があるらしく活路を見出します。
「だからーーー倒すことはできても救うことはできない。」
唯一の救いは滅びです。
なんとアタランテがジャックの味方に!!
残留思念のなかで子供たちは仲間を増やします。
「ねえ、あなたは私達を本当に殺すつもりなの?」
聖女であるジャンヌ・ダルクの苦渋の決断です。
「渇いた魂を満ちたらし飢えた魂を 良きもので満たす深い闇の中苦しみと黒鉄に 縛られし者に救いあれ。正き者には 喜びの歌を不義な者には 沈黙を去り逝く魂に安らぎあれ。」
「あなたもーーーーーーー可哀想だね。」
争いを止めるための争いをして、救うために殺す。
ジャックちゃんが成仏します。
暴走したアタランテが敵対します!
聖杯に救いを求めるかもしれません。
アタランテの弓をうまく避けます!・・・アタランテの弓が当たらんて。
( ゚д゚)ハッ!
「地獄を作り出せるのか?」
人間のなかにある邪悪を理解したジーク。
しかしジャンヌ・ダルクの諦めず歩み続ける姿に感銘を受けて・・・
「さいごに一つ教えて欲しい。」
アタランテにとって悪の象徴となったジャンヌ・ダルク。
シロウ・コトミネの救済を止める者=悪として。
さて善悪について詳しく考えさせられる回でしたね。
例えばゾンビだらけの世界になったらゾンビハンター=正義となります。
しかしワクチンが開発されたら、ゾンビハンター=悪の殺戮者となります。
ゾンビという完治できる病人を殺したことになります。
状況次第で善悪は移ろいゆきます。
難しいです。
Fate/Apocrypha vol.1「外典:聖杯大戦」【書籍】