Fate/EXTRA Last Encore 第9話『ネロの回想!』感想
「招き蕩う黄金劇場」
「あなたにはまだ足りないものがある。」
そこにいたのは前セイバーのマスター!
何かを伝授してくれるのでしょうか!?
ネロが无二打を受けて瀕死のいま、起死回生の何かが必要です!
ウィザードでもマスターでもなくNPCの岸波 白野。
ネロもまた再現された英霊ではありますが
しかし偽者であっても実在する限り本物らしく生きようとします。
悪名高き暴君、ネロ・クラウディウスの回想です。
母を処刑して、気分屋で、やりたい放題でした。
「てへっ。」
悲惨で不気味な人形劇が始まります。
第5皇帝であり国賊となったネロ・クラウディウスです。
構ってちゃんのネロ・クラウディウスが健気です!
「あなたの身体を治療しました。」
なんとラニ=VIIIが生きてます!
褐色メガネっ娘の再登場に乾杯です!!
ヽ(=´▽`=)ノ
「歩く死体だ。」
あくまで岸浪ハクノは敗北者の寄せ集めです!
しかし・・・
「同じ感情を、同じ心をもった新しい誰かなのじゃ。」
もはやネロ・クラウディウスと結婚しましょう!
次回のタイトルは『ネロとエロ』でお願いします!
「最後までセイバーの隣にいるよ。」
ネロルートに入ったところでユリウス・ベルキスク・ハーウェイ打倒に向けて作戦会議です!
バーサーカーも強敵です!
セイバーVSバーサーカー!
「レグナム カエロラム エト ジェヘナ――築かれよ我が摩天、ここに至高の光を示せ!
我が才を見よ、万雷の喝采を聞け!しかして称えるがよい、黄金の劇場を!」
招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)の宝具で一撃です!
吹っ切れた岸浪 ハクノですがユリウスはサーヴァント並に強敵です!
ふたりともデッドフェイスとなり格闘!
「死人はなにも変えられはしない。」
ユリウス・ベルキスク・ハーウェイが光の粒となり消え去っていきます。
「すぐにお前は俺になる。」
不気味な遺言ですが・・・
しかし凛々しい正ヒロインのネロがいる限り、支え合って登っていけます!
「もう少しあいつらに付き合うわ。」
遠坂凛たちが第六層に登っていきます。
今回のことで精神的にも安定してモチベーションは最高潮でしょう。
さて旦那を引っ張るいいお嫁さんになりそうなネロ・クラウディウスの大活躍でした。
ぜひ最終回はイチャラブエンドでお願いしたいところ。
具体的には『奏者よ。その、魔力供給をしてもらわねば困るのじゃ。///』的な何かを!!
そして全十話ということで次回が最終回です!早い!!!
第六層に待ち受けるのはラスボスの白衣の男でしょうか!?
Comment
原作でも岸波白野は偶然、自我を持ったNPCです
桜やトワイスのように元になった人間がいますが、トワイスと違い、自我に目覚めても生前(オリジナル)の記憶を得る事がなく、わけがわからないまま聖杯戦争に参戦しました
史実のネロもかなり血みどろの人生を送ってますが、その一方で善政を敷いてた時期もあり、近年では再評価が行われてる人物です
皇帝でありながら歌のコンテストに参加し、審判が皇帝である自分に八百長の審判をするなど考えもせずに真剣にハラハラし、自分がベスト1に選ばれたら子供のように無邪気に喜び、その後、自分のコンサートに国民を(強引に)招待した逸話があるなど、破天荒で純粋な一面がある人物でもあったそうです
Fateのネロは性別が逆転してる以外は近年のネロの人物評価をかなり取り入れてますね
なお以前に書かせていただいたようにネロは性的・恋愛的に男も女もイケるひとなので奏者の性別が変わっても全く気にしません
史実のネロも男女に関係なく美人に目が無かったそうです
アニメではただの悪役として割とあっさり退場したユリウスですが、原作では序盤から白野と因縁があった人物です
ユリウスはある財団の特殊な生い立ちの子供で、その財団お抱えの殺し屋として育てられました
ユリウスが岸波白野に対して抱いていた感情は、最初に近親憎悪、やがて憧れと嫉妬、最後に奇妙な友情でした
彼は殺しのスキル以外は何も与えられず、ただ一人自分に優しくしてくれた女性も任務で暗殺し、その事の後悔と絶望を無意識に抱えながら生きてきました
故に記憶も願いも無いまま殺し合いに参戦した白野に当初は近親憎悪を感じました
しかし白野はユリウスと違い前向きさと優しさを失わずに戦い続けた人物でした
だから憧れと嫉妬を抱きました
そしてある理由でユリウスの過去の一端を幻視した白野はユリウスのためにも涙し手を差し伸べようとしました
結局は勝者しか生き残れないのが月の聖杯戦争の定めですが、ユリウスは最後に岸波白野に奇妙な友情を抱きました
アニメではそれらが、ほぼ描写されてませんが、前回や今回のユリウスのセリフを思い返すと、こいつ実は岸波白野が大好きだろう、という事がうかがえます
(事情を知らないハクノが単なる恨み節と思ったのも無理はないですが)
なおユリウスはゲームのFate/EXTRA CCCやそのスピンオフ漫画の
Fate/EXTRA CCC FoxTail(ネロではなく玉藻が主人公サーヴァントの作品)にて大活躍をしてます
第10話の後にも特別放送があるみたいですよ
>>その後、自分のコンサートに国民を(強引に)招待した逸話があるなど、破天荒で純粋な一面がある人物でもあったそうです
そういえばCMでも歌ってましたね!『Fate/EXTELLA』×『ログレス』コラボCMで
シュパっとドーンって歌ってましたw
<<アニメではただの悪役として割とあっさり退場したユリウスですが、原作では序盤から白野と因縁があった人物です
ユリウスはある財団の特殊な生い立ちの子供で、その財団お抱えの殺し屋として育てられました
二作ともVITAのほうでゲームを買ったのでプレイしてみたいと思います。
>>アニメではそれらが、ほぼ描写されてませんが、前回や今回のユリウスのセリフを思い返すと、こいつ実は岸波白野が大好きだろう、という事がうかがえます
たしかに最後の「すぐにお前は俺になる。」というセリフも逆に考えれば
『だからこそ俺のようになるな』という警告的な逆の印象も受けます。
>>第10話の後にも特別放送があるみたいですよ
マジっすか!いつも丁寧な情報ありがとうございます!
最終回も楽しみです!