寄生獣 セイの格率 第14話『笑う田宮良子と子殺し。』感想
なぜか顔バレしてる興信所の調査員の倉森 志郎(くらもり しろう)が動いてます。
つまり相手は組織じゃなく敵対行動もとってきません。
「味方を呼んで協力してもらう。」
久しぶりの宇田守とジョー!!
「右手が伸びて襲ってきたなんて!!」
依頼主の田宮良子にいままでの経緯を話します。
大声で目立ってます!
「あたたた・・・」
ドジっ娘メイドのように倉森が倒れます!
それを見て自然と笑いがこみ上げてきた田宮良子!
「あんまり分不相応なことに首を突っ込んでも割にあわないってね。」
しかし妻の忠告を無視して倉森志郎は個人的に調べ始めます。
「こっちの話を聞いて下さい。」
あっさり拉致できた倉森 志郎にすべてを話します。
泉新一の要求は『俺達を黙って欲しい』と。
「たとえ自分を犠牲にしても人類のために名乗り出るべきじゃないのか!」
正論、しかし生きる権利を無視した倉森にミギーがブチ切れ!
「お前なら耐えられるか!?」
母や友人の死を乗り越えてきた泉新一のように戦えるのか、と珍しく情に訴える発言!
依頼主の田村玲子こそ田宮良子!
『利他行動』の講義。
代表的なのが子殺し。
そして利己的遺伝子の謎は種を超えて守ろうとする動物もいること。
そういえば捨て子の赤ちゃんを猫が温めたというニュースがありましたね。
人間と家畜はある意味共存している。
「母親が行方不明らしいな。殺されたのか?」
子供を盾にして逃げる田宮良子!やるせない思いが胸の穴を締めつけます!
泉新一「どけよ人間共!!」
「あなた今胸に穴が空いてるでしょ。」
路上の占い師が穴を塞げるのは穴を開けた人間だけ、と
よくあるアドバイスをしてきます。
新一「その相手なら殺したよ。」
さて大きな伏線が出てきましたね。
利己的遺伝子と、穴を塞げるのは穴を開けた人間だけ。
これからの展開に大きく関わってきます。
はたして泉新一は悩みから解放されて人間として生きることはできるのでしょうか。